色々あったんですよ

 こんばんは。マンスリーNajikoすらサボってるNajikoです。

 思い返せば、たまなつ合同誌をやりましょう、というお誘いがフレンドの方から来たのは昨年、2023年のたしか……そう、9月か10月くらいのことでした。その頃既にたまなつちゃんは3歳くらいで、2020年からずっと使い続けていたし、Twitter(現X)でもNajikoといえば、と言えるくらい毎日のように発信をし続けている存在でした。しかしそれでも所詮、たまなつちゃんはわたくしが一人で愛でて一人で盛り上がっている幻覚でしかありませんでした。あの頃はNajikoをよく知っている人だけが、たまなつちゃんの存在を認知していたのです。

 しかし、たまなつちゃん合同誌の参加者募集告知を出す頃には、たまなつちゃんはわたくしがそれまで想定もしなかったような知名度になっていました。今や、その辺の知らない人が集まっているゲームワールドのインスタンスに赴いても「本物のたまなつちゃんですか?」と聞かれることがあるほどです。びっくらぽんですね。一体どうしてこうなったのか。全ては漫画版たま☆なつの投稿から始まりました。

実は最古の投稿はこれなんですけど、この頃は大して見向きもされませんでした。

 実際に伸びたのはこの連載版のスタートからでした。この投稿はそれまでのわたくしのポストからは比較にならないくらい伸びましたが、正直なところそのときは「これはたまたま1回ちょっとプチバズしただけであって、連載版2、3と続けていけばあっという間に収束して普段通り身内以外からは大して見向きもされないたまなつちゃんコンテンツになるだろう」と思っていたのですが……

 結局その後もさほど勢いは衰えず、フォロワーは瞬く間に増えていきました。そしてなんやかんや言って漫画で一番伸びたのはこれなんですけど、なぜかXで検索すると出てきません。デカパイの違法性がX運営の逆鱗に触れたのでしょうか……

 しかしわたくしはせっかく伸び始めてきたフォロワーに対し、連載版12で性癖の爆弾を大放出するという暴挙に出ます。これまで全年齢ほのぼの漫画(?)だった連載版は一転、わたくしの性癖にしか配慮していない強火のサイズフェチ(しかもシュリンカーシチュで足で踏まれる専門の)漫画になりました。12からさらに派生してこのほかに6回分に渡り性癖大暴露を行いましたが暴挙に出たのにはちゃんと理由がありました。あんまりフォロワーが増えてきたので元々過去に暴露していた性癖をここで放出して「うわ……」と思ったフォロワーにはおリムいただくという算段だったのです。すなわち、「ほれ、わたくしはこんなん平気で上げるんやぞ、見たいのとちゃうやろ……」とふるいにかけるのが目的だったのですが……不思議なことにリムられることはほぼなく、逆にVRCと全然関係ないところから山のようにサイズフェチの観測者たちが集い、結果的にふるいの上の網の目から全く落ちていないフォロワーの上にさらにドサドサHENTAIのニューカマーたちが降ってくるという異常事態になってしまいました。いやそんなことある? ちなみに癖についてはここでは多くを語らないものとします……

 でもまあ、そんな中でも通常の連載版も続けるよって明示はしてましたし、逆にサイズ系の漫画を上げなくなってからもサイズ系のフォロワーが減っていくかと言われると別にそうでもありませんでした。いうてサイズ系のイラストとかちょいちょい上げてるからだと思いますけど。だって好きなんだもん……

 カリンちゃんにはでっかくなって街を守ってほしいじゃないですか。そうでもない? そう……にしても、VRChatのアバターは、本当に多種多様な二次創作が行われています。あんな改変やこんな改変、モデルを利用したあんな写真、こんな動画……果ては漫画にイラストまで。中にはとてもじゃないがお子様にはお見せできないものや大人でも目を覆いたくなるもの、癖をバキバキに破壊するようなものもあります。でもいずれも規約に違反してない限りはもちろん自由。だからわたくしも、自由にやらせてもらっておるわけですが……

 なんかね、いいのかなこれってちょっと、思ったりするんですね……いやいいんでしょうけど……これがわたくしが見てる幻覚で大して見向きもされてないものであればいいも悪いもない話だと思うんですが、なんか意外と人気だったりするんですよね。みんな、わたくしが思ってたより好きなんですよ、激おこカリンちゃんのことが……

 改変を施してもはや元のアバターのいずれとも認識されていないたまなつちゃんと違って、わたくしがたまなつバースの登場人物として登場させているカリンちゃんは見た目が無改変のプレーンな状態です。しかし当然ながら公式の販売ページのカリンちゃんはこんな風にやさぐれたりブチギレたりはしていません。つまりたまなつバースのカリンちゃんは、見た目はプレーンなカリンちゃんであるにも関わらず公式がお出ししている例とはかけ離れたキャラクターをしてしまっているわけです。そうするとなんというか、まあ……カリンちゃんほど広く普及したアバターであれば影響は軽微でしょうが、プレーンなカリンちゃんに「ブチギレる人」というミーム的な属性が付与されてしまう可能性もあるわけですね。そういったことに対して多少引け目を感じないでもないのですが、まあ、所詮はわたくし個人が勝手にやってる草の根二次創作ですから、そんなことはないと信じてます。

 しかしそもそもなんでたまなつバースのカリンちゃんがこんなに粗暴なのか? と言われると、今となってはその理由は定かではないのですが、少なくとも相当初期からカリンちゃんを不良みたいなキャラにしていたのは確かでした。

さすがにこのエピソードとかは今やたまなつバースの正史には含められないですけど、このくらいのイメージでやってたことは間違いありません。自分で自分の考察をするのもよく意味が分からないんですけど、ものすごーくメタな視点から考えると、たまなつちゃんをそこそこにディスるキャラクターとしてあまなつちゃんの妹にあたるカリンちゃんが適任だったんだと思います。たまなつちゃんがアホやったときに適度に抑止できるキャラがいた方がいいですからね。

しかし、カリンちゃんのパワーは常軌を逸しています。一方でたまなつちゃんも獣人なのですごいパワーがあり、2人の取っ組み合いに巻き込まれたら普通の人間はバラバラにされてしまうでしょう。カリンちゃんが怒りっぽいのはともかくちょっとガラが悪いくらいの域をはるかに超えたパワーを持っているのは何故なのか? それを紐解くカギはやはりたまなつちゃんにあります。そもそも、カリンちゃんが常軌を逸したパワーを持っているのはたまなつちゃん自身のパワーがすごいからなのです。カリンちゃんはもっと強くないとたまなつちゃんにツッコミを入れられませんからね。ではなんでたまなつちゃんにそんな力持ち設定をつけたのかというと、酷い目に遭ってほしくないからなんですね。

 世の中には「かわいそうはかわいい」という概念がありますし、たまなつちゃんもギャグキャラ相応の目に遭ってはいます。カリンちゃんにも殴られてます。でもまあ、この話は前に別の記事でも書きましたが……本人に不可逆な変化を伴うような超ひどい憂き目には遭ってほしくないわけです。単純にわたくしが辛いので……だからたまなつちゃんは強い自我と超パワーを持っているのです。なんでも力でねじ伏せて堂々と生き延びてほしい。ただそれだけです。そして上述の通り、たまなつちゃんが強ければカリンちゃんはもっと強くなくてはいけないわけですが、それとは別にわたくしの中ではカリンちゃんは決して曇ることのない高潔さと唯一無二のKawaiiぢからを持つ一等星のような存在なのです。誰もが振り向く美貌に相応しいカリスマ性。それを担保するのはやはり最強の力に他なりません。そう……実は、Xで色々なカリンちゃんの創作を見ていると、超ひどい憂き目に遭っているカリンちゃんが目に入ることもありました。それも一度や二度ではない。でもうちのカリンちゃんは絶対にそんな目には遭わないのだ、と決意を新たにするたびに、カリンちゃんはさらに強くなってしまうんですね。誰にも媚びない、誰も逆らえない、何人も毀損できない、そんな“ 狂気”の産物です。

 さて、最後になりますが……たまなつ合同誌は原稿が揃ったのですがまだ参加イベント等の目処がちょっと立っていません。ですが必ず発行にこぎつけますので、どうかお楽しみに。あとそのうちたまなつちゃんTシャツとか、お出しできるかもしれません。こうご期待です。それでは、VRCで本物のたまなつちゃんと握手しましょう……

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