日記(真)ツー

 こんにちは。Najikoです。
日記なんだから毎日書かなきゃ意味がないですよね。などと言いつつ、最終的に月一の更新ペースすら守れないため、月一ペースを標榜しつつ連日記事を書いて2か月分稼いだりする。Najikoってそういう奴なんだ。

 最近publicインスタンスによく行っています。理由はなんでしょうね、よくわかんないですけど、暇つぶしにはすごくいいですよ。

 見かけは面白いけどこの「凪」を出すこんちゃんはあんまり無暗に使うとその辺の人が困惑します。視界ジャックや爆音アバターのような実害はないですが、床が水になったらビビりますよね。ちなみに高台に上るとそこから下が(上から見ると)水没します。

 まあわたくしは無言なので、publicインスタンスに行ったときはこうやって面白アバターを繰り出してプレイ歴の浅いユーザーをビックリさせるのが主な楽しみです。かつて自分がビジターだった頃は、publicインスタンスで色々な人から親切にしていただきました。本当はtrustedユーザーになってから長い今、あの時と同じように初心者の方に親切にできれば一番なのですが、声が出せない以上案内したりはなかなか難しい。積極的に絡んでいくのもいいですが、ぶっちゃけたことを言えば、不都合なことではありますが本来誰もが無言勢とのコミュニケ―ションにかかるコストを惜しまないわけではありません。知らん初心者に負担をかけるのは悪いので、派手なノンバーバルコミュニケーションだけ取ってさっさと去っていく。パフォーマンスを行うほど手の込んだアバターは持ってないので、ちょろっとお披露目して「おー」と言われればそれでおしまい。これもまた楽しみ方の一つだと思います。

 わたくしは出会いと環境に恵まれた結果、箱入り無言勢として育ってきたと思います。無言勢はマイノリティではありますがめちゃくちゃに少ないわけでもないので、公の催しではそれなりに配慮されていることが多く、集会などのイベントに参加した際に虐げられたりした経験はありません。また、さっきも書いたし以前の記事にも書いたようにわたくしは初心者の頃は手厚い補助と案内を受け、無言勢であってもこの世界で楽しく過ごしてもよい、という教えを受けました。それを信じ、裏切られることなく、フレンドと出会っていきましたし、初めの頃フレンドになったかしさんから「別に会話が大変だとは思ってない」と言ってもらったことは今でも忘れられません。

 しかし、世の中には一定数、(ネタも含めて)無言勢を人間扱いしていないプレイヤーが存在するようです。VRC上でそのような扱いを直接受けた経験はあまりないですが、「無言勢なんて猫と一緒」とか「無言勢に人権はない」とか「無言勢を〇〇して××したい(暴力的な文言)」など、Twitterでは時折目に入ることがあります。もちろん、全部真に受ける必要はないかも知れませんが、やむなく無言勢としてやってるこちらとしては生存権を脅かす恐ろしい存在であることには違いありません。

 恐ろしい一方、わたくしはその是非を問うことはできません。別にそういう考えがあってもいいでしょうし、何より無言であることで発生するコミュニケーションコストを相手に負担させているのは事実です。あとは受け手がそれを負担に感じるか、そうでないか、というだけなのです。箱入り無言勢のわたくしがうっかりそのような人とコミュニケーションをとることになった時はそれはショックだと思います。面と向かってそんなこと言われたら悲しいし、腹も立つでしょう。けれど別に、戦う必要はない。そんなところからは離れればいいだけです。わざわざ無言勢をターゲットに追いかけまわしていじめるようなプレイヤーはそういないでしょうから、こちらが離れればそれで済む話です。目や耳に障るならブロックしてしまえばいいのです。向こうも無言勢を疎ましく思っているのなら接触することがなくなるのでウィンウィンでしょう。

 わたくしが所属しているアイドルグループ(SummerSweet!と茄子坂46)のように、グループで活動している人々の中にも無言勢は少なからずいます。そして受け入れられている。しかも、集会などの催しで無言勢が迫害されることはないのです。わたくしとしてはそれで十分だと思います。わたくしがすべきことは、無言勢を人間扱いしない人々を糾弾して「非人道的だ」とか「了見が狭い」などと言うことではありません。世の中に、無言勢にもっと広く配慮してほしいと訴えることでもありません。考え方、接し方は人それぞれだと理解した上で、自分の身は自分で守ること、そして現状自分を受け入れてくれている人々に感謝するのを忘れないことだと思います。もっと恩に報いたいですね。

 ならいいじゃん別に、という話ですが、publicで遊ぶとどんな人に会うかわからないので、心構えとしてはなんかあった方がいいですよね。最初に書いた通り、わたくしは話し込もうとすることがないのでほとんどリスクはないですが。ちなみに、一応アバターにペンを仕込むなどコミュニケーションが可能になる工夫はしています。それでもやはり直に会話するより面倒なのは否めません。けど、無言勢も楽しいですよ。身振り手振りをめいっぱい使って意思表示をすると、みんな喜んでくれます。自分以外の無言勢にもそうしている方は多いし、それぞれ独特のムーブを身につけているので見ていて楽しいです。

 そうそう、publicといえば、適当にうろついているといつの間にか某ストアに自分のアバターが登録されており、ツールを持っている人間にはそこからぶっこ抜かれるという話が有名ですよね。これは防ぎようがないし、対策としてはBluePrintIDをたまに変えておくくらいしかできません。そのストアのDiscordに入って削除依頼を出せば削除してくれるという話もありますが、そんなとこのDiscordに入りたくないですし、削除申請が通る保障もありませんし、当然登録されてからIDを変えたり削除されるまでの間にDLされたらもうおしまいです。ツールでアバターにパスコードを仕込んだりFXレイヤーを難読化するなどの処理を施したとしても、それは不正にクローンされた場合には役立ちますが結局fbxファイルを直接抜かれたら意味がありません。販売品が不正に取得されることでアバター作者の不利益になるのはもちろんのこととして、何より自分が手塩にかけて改変したアバターを(たとえfbxだけでも)勝手に持って行かれるのは心情的に許しがたいですよね。VRC側にセキュリティの強化を求めたとしても、無敵のセキュリティは存在しないのでいずれ必ず同じように突破されぶっこ抜かれるのは見えていますし、であればそんな不毛なところに莫大なコストをかけることはしないでしょう。更に、アバターの権利者が著作権法違反を申告したとしても、あっちは海外のサイトですから海外の法律で戦わねばならず、実質的に摘発が不可能なのが実情です。完全にやったもん勝ちの世界ですね。それでいいのか。なんとかなんないんでしょうかね。まあ、ならないんでしょうね……無情すぎるぞ、この世。

 個人の範囲であればpublicワールドではpublicアバターしか使わないようにすれば防ぎようもあるのですが、アイドルグループとして活動しているとfriends+でインスタンスを開き数十人の来場者が集まることもよくあります。時折、その中に迷惑ユーザーがいてキックされたりなどということもないではないので、ここでは問題がやや深刻になります。アバターごとのアイドルグループですからそのアバターを使って活動しますし、グループのメンバーしか所持できないことになっているテクスチャなどが流出してしまう可能性もあるわけですから困ったものです。けどやはり現状対策のしようがありません。マジでなんとかなんないんでしょうか。マジで。

 なんか、直近で書きたいことは書いた気がするので当分日記的な記事は更新されないかも知れません。もっと短い記事で良くない? まあ、そんなこんなで今日はこの辺でお別れです。Najiko先生の次回作にご期待ください。ではできればfriend以上のインスタンスでお会いしましょう。

 やれやれだぜ。

カテゴリー: VRC

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